右の奥歯が2本ない状態の方です。 歯の抜けたままでしたら、両隣りの歯が倒れてきて、咬み合わせが崩れてしまうので、何かの治療は必ずしなければなりません
治療法は、大きくは3つあります。まずは入れ歯。両隣りの歯に金属のバネを引っ掛けて装着するものです。 次にブリッジ。これも両隣りの歯を削って、それを歯のないところをちょうど橋脚のようにする固定式のものです。 しかし、いずれにしても、両隣りの歯に過度の負担をかけてしまい、将来的にこれらの歯も無くしてしまう危険性が高くなります。 そこで、両隣りの歯に負担をかけずに、しっかり噛めるインプラントを選択しました。
インプラント体が装着された写真です。 材質はチタンで生体親和性が高く、 また、チタンは骨と結合するので、 自分の歯と同じように噛めます。
レントゲン写真です。 インプラントの場所が白くなっているのが分かります。 これは金属のため、X線に反応しているわけですが、 生体に影響はありません。
インプラントの上部に、かぶせ物を装着した写真です。
ブリッジにすると、前後の歯をかなり削らないといけなかったですが、インプラントのため、
むし歯の治療だけで終わりました。
治療後の写真です。いかがでしょうか?
見ての通り、どこがインプラントなのかも分からないほど自然です。